おきにいり奇譚

80-90年代からヴィジュアル系までおきにいりを描き散らかすイラストブログです。

ドラマ回顧録「ラスト・シンデレラ」(2013年)

※noteからの流用記事です

定額動画配信サービスはNETFLIXとHuluを愛用している私ですが、三浦春馬の出演作「ラスト・シンデレラ」が観たくなり、でも暑くて外には出たくないので、このたびフジテレビの動画配信サービス・FODに登録しました! なんかもう1個も2個も変わらないやと思って月額サービスに登録しまくっていますが、こうしてお金ってなくなっていくんだろうね。

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高校生~大学生くらいの頃三浦春馬が好きだったので、以下当時のように春馬たんと表記します。

 

テキトーあらすじ紹介

仕事に没頭するあまりおっさん化が進み始めた美容師・遠山桜(篠原涼子)。10年間彼氏がおらず恋愛から縁遠い日々を送るも、あるとき参加したお見合いパーティーで佐伯広斗(三浦春馬たん)と出会う。広斗との仲が進展するにつれ、腐れ縁の同期・立花凛太郎(藤木直人)もなぜか活性化したり、親友の嫁姑問題や痴話喧嘩まで発生したり、なんでいきなりこんなに騒がしくなるんだというくらいのドタバタラブコメディ(って便利な言葉だね)。

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相関図の矢印交差しすぎ!ってくらい狭い人間関係の中ですべてが繰り広げられます。そしてみんな生活圏被りすぎ!

ストーリーとしては恋を忘れたアラフォーが、ある日突然王子様のような年下イケメンに言い寄られて…!?という、漫画アプリの広告によくあるような感じ。ただそこにいろんな人物の思惑が渦巻いたりなんだりで、たまにドロドロ要素も。嫁姑問題やら夫の浮気疑惑、でもコメディタッチに描かれているのでテンポよく観られますし春馬たんがイケメン(語彙力を失う)。

この頃サバサバ姉御キャラとして篠原涼子がいろんなドラマに主演していた記憶がありますが、篠原涼子の演技を初めてまともに見て、コメディエンヌとしての存在感を感じました。こんなに面白い女優さんだったなんて! 役柄の桜に合った動きや表情、テンポで笑わせてくれるというか。結構アドリブも入れる女優さんなのかな(やっぱり『ダウンタウンのごっつええ感じ』で鍛えられたのかしら…)。

創作物であるドラマにツッコミを入れるのって野暮だよなと思いつつ、次から次へと飛び出す登場人物たちの矛盾した行動にツッコミが止まらない。39歳でそれかよ!(失礼)とか、大事な人事異動通知をFAXで送るなよ!とかね!

ただ1人で観るとツッコミの行き場がない…のでこのドラマ、笑いのツボが合う友達と観るのがいいと思います。コロナの影響で気軽に人と会えない今なら、通話しながら観るのもオススメ! 私もたまに友達と遠隔で同時再生&通話しながら動画を観ています。

 

ところで、春馬たんのニュースを聞いたときは自分の中にぽっかり穴が空いたような感覚と、油断するとなんだか心が持っていかれそうな、なんとも言えないぐちゃぐちゃもやもやした感じを数日間抱えていました。

でも、答えの分からないことをずーっと考えるよりも、ぱっと花咲くようなあの笑顔が見たくて、「じゃあ過去の出演作を観よう!」と思い立ちました。作品の中には春馬たんの笑顔が残っててよかったなあ。